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【お知らせ】国際ふれあい広場2021を開催しました[高知県]
2021.11.11
2021年10月31日、オーテピアで「国際ふれあい広場2021」を開催しました。JICAからは、JICAパネル展と第3回多文化共生講座~ワールドツアーin高知家~を開催しました。コロナ禍で人数制限をしながらのイベント開催となりましたが、275名の来場があり、久しぶりの対面での交流を楽しむことができました。
【JICAパネル展】
パネル展では、高知県内のJICA四国の事業(ボランティア事業、研修員受入事業、草の根技術協力事業、中小企業・SDGsビジネス支援事業、開発教育支援事業)を冊子やパネルを通して紹介しました。同時に、午前中のJICAブース前では、香美市立大宮小学校の6年生が「発展途上国の医療が整うように呼びかけをしていきたい」とSDGsゴール3『すべての人に健康と福祉を』の大切さを来場者に説明し、具体的な活動として「ペットボトルキャップや書き損じはがき切手を集めてワクチンとして発展途上国に寄付しよう」との呼びかけやチラシ配りで活動の周知をしました。
【第3回多文化共生講座~ワールドツアーin高知家~】
ワールドツアーin高知家では、模擬体験としてパスポートでの搭乗や飛行機の離着陸音、各国の伝統服や伝統工芸などで旅行気分を味わいながら、42名の参加者が会場内にある各国のブースを周遊しました。
JICAからは、JICA長期研修員のルドルフ・ヌビアさん(カメルーン出身)やイマヤ・アリヤラスナさん(スリランカ出身)、JICA海外協力隊OBで現在香美市立大宮小学校教諭をされている瀬下 岳さん(派遣国:ドミニカ共和国(2016年度1次隊)&ザンビア共和国(2019年度1次隊)/職種:小学校教諭)の外国紹介や体験談がありました。
ルドルフさんは、「高知大学で稲作の研究をしており、日本の技術を勉強して帰りたい。とにかくお米が大好き。そして、今は日本語を勉強するのがとても楽しい。」と笑顔で語ってくれました。
スリランカの国立研究所に所属し、高知大学で研究するイマヤさんは、自国の洪水や地滑りなどの自然災害の様子を紹介し、「似たような環境にある高知でフィールド調査をし研究を進めています。人命を救うために正確な避難指示が必要。災害の新しい指標をここで学び、スリランカでも取り入れたい。」と話していました。
瀬下さんは、ドミニカ共和国とザンビアの様子(観光スポットや食文化、小学校での活動など)を写真を通して紹介。なかでも印象的だったのは、教室に入りきれないたくさんの子供たちが算数の授業を受けている写真で、「赴任して日が経つにつれて、瀬下さんの噂を聞きつけた子供たちで教室がいっぱいになった」そうです。
その他、南米(ブラジル・パラグアイ・アルゼンチン)の高知県海外技術研修員のオンラインでの参加があり、また高知県と高知市の国際交流員が会場を盛り上げてくれていました。
【受講者アンケートより抜粋】
●カメルーンから農業が好きで高知に学びに来たということを聞き、詳しい話を後日聞きたい。
●スリランカの地質学に関する話はとても勉強になりました。
●世界中の事、国際協力についてもっと興味が増えて好きになりました。
●将来、国際協力について学びたいのでいろんな体験の話が聞けてためになりました。
●南米で高知県人会の活動が行われていることを初めて知りました。どういう活動なのかとても気になります。
●知らない文化を知れて、来年も参加したいと思いました。
【詳細】
独立行政法人国際協力機構ホームページ>JICA四国>トピックス>2021年度>(高知)国際ふれあい広場2021を開催しまし
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2021/1109.html
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えひめグローバルネットワークは、令和3年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html
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