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【海外安全情報】コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国におけるエボラ出血熱の発生(10/23更新)[コンゴ]
2019.10.28
【危険度】
●コンゴ民主共和国
レベル2:不要不急の渡航は止めてください(継続)
●アンゴラ,ウガンダ,コンゴ共和国,ザンビア,タンザニア,中央アフリカ,南スーダン,ブルンジ,ルワンダ
レベル1:十分注意してください(継続)
感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努めてください。
現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。
コンゴ民主共和国,ウガンダ及びタンザニアにおける感染例数等についての最新情報は,「感染症スポット情報」でご確認ください。
コンゴ民主共和国:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_103.html
ウガンダ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html
タンザニア:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_111.html
【ポイント】
●10月18日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第5回会合を開催し,現在の状況が引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当するとの認識を発表しましたので,感染症危険レベル2を継続します。
●エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します。コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染者が発生している地域には近づかないようにし,最新情報の入手に努めるよう,十分注意してください。
【世界保健機関(WHO)の発表(ポイント)】
(1)10月18日,世界保健機関(WHO)は,コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況について,緊急委員会の第5回会合を開催した。
(2)2019年10月13日までに3,228例が報告され,うち3,114例が確定例,114例が可能性が高い例であり,死亡例2,123例が報告されている。
(3)WHO事務局の最新のリスク評価は,引き続き国および地域レベルでは非常に高いままだが,世界レベルでは依然として低い。症例の報告は,ピーク時であった2019年4月に1週間で128例が報告されていたのに対し,10月7日から13日では,北キブ州及びイツリ州で15例が報告されており,最近数週間で一貫して減少している。感染のホットスポットは,都市部から地理的に集中した遠隔の農村部に移行している。感染への対応が中断されると,過小報告の可能性や感染が新しい地域へ広がる可能性があり,また,アクセスが困難な遠隔地で感染が継続すると,感染経路が報告されない可能性がある。
(4)委員会の見解として,現状も引き続き「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当する。
○WHOによるPHEIC宣言(英文)
https://www.who.int/news-room/detail/18-10-2019-statement-on-the-meeting-of-the-international-health-regulations-(2005)-emergency-committee-for-ebola-virus-disease-in-the-democratic-republic-of-the-congo
【渡航に当たっての注意】
(1)エボラ出血熱は,致死率が非常に高い極めて危険な感染症で,主として感染者の体液等(血液,分泌物,吐物・排泄物)に触れることにより感染します(詳細は以下3参照)。
(2)コンゴ民主共和国及びその周辺国への渡航・滞在にあたっては,感染が拡大する可能性があるので,最新情報の入手に努め,十分注意して下さい。また,現地で十分な医療が受けられない恐れがありますので,症例が発生している場所には近づかないでください。
【エボラ出血熱について】
エボラ出血熱は,エボラウイルスが引き起こす,致死率が高い極めて危険な感染症です。
※詳細は、下記よりご確認ください
(参考)
○厚生労働省検疫所
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name48.html
○国立感染症研究所:「エボラ出血熱とは」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/342-ebola-intro.html
【問い合わせ窓口】
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
【外務省関連課室連絡先】
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5367
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
【現地在外公館連絡先】
○在コンゴ民主共和国日本国大使館
住所:372, Avenue Colonel Mondijiba, Concession Immotex, Ngaliema,Kinshasa,Republique Democratique du CONGO
電話:081-555-4731~34(代表)
国外からは(国番号243)81-555-4731~34
緊急用電話:081-880-5059
国外からは(国番号243)81-880-5059
ホームページ:https://www.rdc.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
【詳細】
外務省海外安全ホームページ>危険情報詳細>コンゴ民主共和国及びウガンダ共和国におけるエボラ出血熱の発生(更新)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2019T079.html#ad-image-0
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えひめグローバルネットワークは、令和元年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html
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