えひめグローバルネットワーク

文字サイズ
小
中
大
日本語
  • 日本語
  • 英語
  • ポルトガル語
  1. ホーム
  2. NGO相談員からのお知らせ・新着情報
  3. 【海外安全情報】海外における麻しん(はしか)・風…

NGO相談員

【海外安全情報】海外における麻しん(はしか)・風しんに関する注意喚起(11/28発令)[バングラデシュ・ミャンマー・カンボジア]

2019.12.02

【ポイント】
●世界各地で,麻しん・風しんの感染例が多く報告されています。
●海外では麻しん・風しんに感染するリスクがあることを認識し,麻しん・風しんの予防接種を2回受けていない方は,受けることを検討してください。
●国内では,輸入例を発端とした集団感染も発生しています。

【世界保健機関(WHO)による世界の麻しん発生状況の発表】
11月27日,WHOは,世界各地で麻しんが流行しており,2019年1月1日から11月5日までの間に,187の加盟国から440,263例の感染例が報告されたことを発表しました。

■東南アジア地域
1月1日から11月18日までにバングラデシュでは確定例4,181例が報告されており,現在の症例はコックスバザールのロヒンギャ難民キャンプに集中しています。
ミャンマーでは5,286例が報告されています。
同時期にタイでは4,852例が報告されています。

■西太平洋地域
2019年早期に発生したフィリピンとベトナムでの流行により症例数が増加しましたが,現在では新しい症例は減少しています。
11月20日現在の流行にはニュージーランドが含まれており,確定例2,084例が報告され,そのうち80パーセントがオークランドから報告されています。
カンボジアでは490例が報告されており,全ての州で症例が確認されています。
大洋州諸国では,1月1日から11月23日までに複数の国で流行中であり,トンガで310例,フィジーで10例,米領サモアで2例が報告されています。
11月26日時点でサモア保健省は2,437例(うち関連した死亡32例)を確認し,直近24時間のうちに243例が報告されています。

※その他の地域の詳細は、外務省海外安全ホームページよりご確認下さい。

【麻しん・風しんについて】
詳細は、厚生労働省ホームページよりご確認下さい。
○予防接種実施機関の探し方(厚生労働省検疫所ホームページ)
https://www.forth.go.jp/useful/vaccination02.html
○厚生労働省ホームページ:麻しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html
○厚生労働省ホームページ:風しんについて
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/

【麻しん・風しんの予防について】
麻しん・風しんの発生がない,あるいは非常に少ない国・地域では,滞在中に麻しんもしくは風しんを発症すると,感染の拡大防止のため,発症した本人はもとより,同行者も移動を厳しく制限されることがあります。そのようなことを避けるためには,麻しん・風しん混合ワクチンによる定期の予防接種を2回受け,麻しん・風しんに対する免疫をつけておくことが重要です。このため,麻しんもしくは風しんにかかった(検査で診断された)ことが明らかでない方が海外渡航される時には,あらかじめ母子手帳などで麻しん・風しんの予防接種歴を確認し,予防接種を2回接種していない方,または接種歴が不明な方は麻しん風しん混合ワクチンによる予防接種を検討してください。
なお,定期の予防接種は,生後12月から生後24月に至るまでの間にある小児(1期接種)及び小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にある5歳以上7歳未満の小児(2期接種)に対して実施しています。
麻しん・風しんの予防接種に用いるワクチンは,麻しん・風しん2つの疾患への対策という観点から,原則として,麻しん風しん混合ワクチンの使用が推奨されています。
(参考情報)
○国立感染症研究所ホームページ:麻疹の発生に関するリスクアセスメント第一版
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/measles/measles-ra-180124.pdf
○国立感染症研究所ホームページ:風疹および先天性風疹症候群の発生に関するリスクアセスメント第三版
https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/rubella-top/2145-rubella-related/7797-rubella-ra-3.html

【在留届及び「たびレジ」への登録のお願い】
海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え,必ず在留届を提出してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 参照)

【問い合わせ窓口】
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
【外務省関連課室連絡先】
○外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)4475
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp (PC版,スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

【詳細】
外務省海外安全ホームページ>広域情報詳細>海外における麻しん(はしか)・風しんに関する注意喚起(その3)】
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2019C132.html


*********************************************************
えひめグローバルネットワークは、令和元年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html

TOPへ