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【お知らせ】PARC自由学校オンラインオープン講座「COVID-19時代を生きる―グローバル・クライシスと市民社会」(6/12・19・29)[全国]

2020.06.12

新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大は、これまでの経済や社会のあり方の問題を明確に映し出しています。様々な課題の分析と共有、そして今後私たちはどうすればよいかを考えるため、PARCはオンラインオープン講座を5月より開催しています。
ご参加は無料ですが、事前申込が必要となります。
また講座終了後には、アーカイブ動画をアップしておりますので、当日ご都合のつかない方も、ぜひご関心をお持ちいただければさいわいです。
※過去6回の講座が下記ページよりご覧いただけます。
https://www.parcfs.org/

■第7回
COVID-19からの復興ビジョン―グローバル・グリーン・ニューディールと国際連帯税から考える―
日時:6月12日(金)19:00~20:30
講師:
岸本聡子(トランスナショナル研究所〔TNI〕)
上村雄彦(横浜市立大学教授)
内容:COVID-19は、私たちにこれまでの経済・社会のあり方を根本的に問い直す必要を突きつけています。新自由主義の下で拡大してきた貿易、金融、投資などの問題点はもちろん、医療や教育、水道など身近な公共サービスを人々の手に取り戻し、国家・自治体の役割をどのように民主的なものにしていくのか。
さらに、世界各国が協力してCOVID-19を封じ込めていくためには、どのような仕組みや責任、資金が必要なのかー。こうした課題について、世界各地の市民社会は、厳しい危機からの復興として、既存システムの単なる復活でなく、持続可能な未来への展望を協働して議論し始めています。この回では、欧州で議論が進むグリーン・ニューディールや、公共サービスの再公営化の潮流と、国際的な開発資金の確保のためこれまでも多くの成果を上げてきた国際連帯税とCOVID-19をめぐる最新の議論から、私たちは何をどのように転換していけばよいのか、そのビジョンを議論します。

■第8回
コロナ・ショックで監視社会が進むのか?―テクノロジーと人権・民主主義の未来を考える―
日時:6月19日(金)19:00~20:30
講師:
寺中誠(東京経済大学 教員)
内田聖子(PARC共同代表)
内容:新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、各国で感染経路追跡アプリやマスク購入スポットの表示など、様々な新技術が迅速に導入されてきました。
日本政府も、スマホでの「接触確認アプリ」の開発を始めた他、マイナンバーと銀行口座の紐づけ義務化を検討しているほか、緊急事態宣言下でITを活用した遠隔医療や遠隔教育も今まで以上に進めようとしています。
さらに政府は、「新しい生活様式」の実現のために、AIやビッグデータを利用した「スーパーシティ法」を提案、国会でスピード可決させました。まさにコロナ禍は、私たちの日常にはAI、IoT、5Gなど新技術の実装が一気にもたらされていると言えるでしょう。
しかし、これらは利便性や快適さを与える一方、プライバシー保護や人権、民主主義、自治という観点からは課題も多くあります。企業や行政機関からの個人情報の流出や悪用も後を絶たない中、国際的には、GAFA等による「プラットフォーム資本主義」「監視資本主義」への懸念の声が高まっています。私たちはこれから新たな技術とどのように向き合い、データ主権や人権保護のための措置をとるべきなのでしょうか?海外の事例とも比較しながら考えます。

■第9回
水害×新型コロナから命を守る―人々のための地域インフラ・医療体制とは―
日時:6月29日(月)19:00~20:30
講師:
橋本淳司(水ジャーナリスト)
住江憲勇(全国保険医団体連合会会長、災害被災者支援と災害対策改善を求める全国連絡会 代表世話人)
内容:6月に入り、新型コロナウイルス感染拡大は一定程度抑えられているものの、今後は第2次感染拡大も懸念されています。季節は梅雨、そして台風・豪雨が来る時期が目前です。
ここ数年で甚大な水害が各地で起こってきたことを考えると、「新型コロナウイルスと水害」の複合被害が私たちの暮らしや生命を脅かすことが最も懸念されます。こうした複合被害を避けるため、また被害を最小化するために、地域で・個人で、これから何が必要なのでしょうか――?
新型コロナウイルス対策については、全国各地で地域医療を担う医師・歯科医師が加入する全国保険医団体連合会(会員約10万人)の会長である住江憲勇さんに、これまでの国・自治体による対策の課題とこれからの提言をお聞きします。水害については、水ジャーナリストとして世界・日本各地を取材され、ダムや水道事業はじめ地域の公共インフラの重要性とあるべき姿を発信されてきた橋本淳司さんにうかがいます。

※各回とも、単発の講座となりますので各回にお申込みください(連続講座ではありません )

【参加費】
無料(先着順、定員400名、複数機器による接続は極力ご遠慮ください)
【使用システム】
オンラインミーティングツール「Zoom」
※Zoomの使用にあたっては、パスワード・待機室機能などを使い、プライバシーと安全性に配慮して行います
【参加方法】
下記、お申し込みフォームよりPARC事務局へお申し込みください。オンライン講座へのアクセス方法を開催の二日前までにお申込者にお知らせいたします。それ以降のお申し込みの場合はアクセス方法のご案内が講座開始直前になる場合がありますのであらかじめご了承ください。なお、各回とも開始時間の2時間前で申し込み受付を締め切らせていただきます。お早めにお申し込みくださいますようお願いいたします。
●申し込みフォーム
http://www.parc-jp.org/guidance/form06.html
※本オンライン講座の一部はアーユス仏教国際協力ネットワーク2020年度『街の灯』支援事業の助成を受けて開催いたします
【お問合わせ】
特定非営利活動法人 アジア太平洋資料センター(PARC) 奥村勇斗
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F
TEL.03-5209-3455 FAX.03-5209-3453
E-mail:video@parc-jp.org

【詳細】
PARC自由学校ホームページ>オンラインオープン講座「COVID-19時代を生きる―グローバル・クライシスと市民社会」
https://www.parcfs.org/

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えひめグローバルネットワークは、令和元年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html

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