えひめグローバルネットワーク

文字サイズ
小
中
大
日本語
  • 日本語
  • 英語
  • ポルトガル語
  1. ホーム
  2. NGO相談員からのお知らせ・新着情報
  3. 【お知らせ】オンラインイベント「JICA海外協力隊国…

NGO相談員

【お知らせ】オンラインイベント「JICA海外協力隊国内活動報告会in四国」を実施しました[四国]

2020.12.08

11月28日(土)オンラインイベント「JICA海外協力隊国内活動報告会in四国」を実施しました。このイベントは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い一時帰国及び派遣延期となった四国内の隊員向けに、現在待機隊員として国内で活動を行っている2名(四国出身)が発表者として報告をしてくれました。同隊員として気づきとモチベーションの向上、さらには四国内の情報共有や連携の場とするのが目的です。

まず、1人目は越智陽水さん(派遣国:コスタリカ/職種:野球/愛媛県出身)に現在の活動について報告してもらいました。派遣先であるコスタリカの子どもたちに向け日本の高校生と一緒に守備練習用のビデオ教材を制作し、制作にあたっては現地同僚とオンライン会議でスペイン語を添削してもらう等、現地ともつながり活動されています。自身が日本にいる今だからこそ日本人にも国際協力に参加してもらうチャンスととらえ、日本で使わなくなったバットやグローブ、ボール等の寄付を考え行動を起こしたが思うようにいかなかった経験や、帰国後何ができるのかを自問自答する毎日で、行動を起こしたからこそ分かった課題や解決策を共有してくれました。

2人目は甲藤瞳さん(ラオス/日本語教育/高知県出身)に報告をしてもらいました。ラオスの大学に配属されていた甲藤さんは、現地の大学の先生や学生に協力してもらい、帰国後すぐにオンラインで授業を再開しました。今回の報告会ではオンライン授業の映像や、SNSでのやり取りも見せてくれたので参加者もイメージをつかむことができました。ラオス語は極力使用せず、日本語でやりとりをおこなう等生徒の日本語力向上を願い活動に取り組まれている様子が印象的でした。一方で、オンライン授業は学生の反応をつかむことが容易ではなく、また学生や現地同僚との連絡や相談方法についても試行錯誤の日々だったそうです。そのような中で学生が「みなさん、こんばんは」という甲藤さんの挨拶だけのメッセージに対しても、日本語で「こんばんは。」と反応があったときはモチベーションにつながったと話されていました。

2名とも現地より日本へ帰国してからの活動期間の方が長くなりましたが、日本からできることを考え日々前向きに活動に取り組まれていることがよくわかる報告会でした。日本での活動において発見した課題、またそれに対する解決方法等は再赴任の際必ず活かされると思います。参加者にとっても刺激となり参考となる点が多くありました。

【詳細】
独立行政法人国際協力機構ホームページ>JICA四国>トピックス>2020年度>オンラインイベント「JICA海外協力隊国内活動報告会in四国」を実施しました
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2020/1202.html


*********************************************************
えひめグローバルネットワークは、令和元年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html

TOPへ