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【お知らせ】香川大学教育学部附属高松小学校6年赤組で社会科「未来へ向かう、コロナ時代の国際協力」の公開授業が開かれました。[香川県]
2022.02.21
【小学6年生が今後日本が行うべき国際協力について考え構想します】
香川大学教育学部附属高松小学校6年生の社会科 初等教育研究発表会で轟秀明先生が「未来へ向かう、コロナ時代の国際協力」公開授業を実施されました。
同授業は、学習指導要領第6学年「我が国は、平和な世界の実現のために国際連合の一員として重要な役割を果たしたり、諸外国の発展のために援助や協力を行ったりしていることを理解すること」を目的とし、現在ガボンで青年海外協力隊として活動する川原旭隊員(出身:香川県/職種:コミュニティ開発/派遣期間:2021年8月から2023年3月まで)にお話を聞き、6年生それぞれが、日本が行うべき国際協力を考えました。
【川原隊員のお話を聞きます】
同校では1月中旬から、社会科の教科書「国際協力の現場」で日本の国際協力だけでなく、国連機関の取り組みなどを学び、アフリカについて調べました。
その後1月27日(木)にガボンで活動する川原隊員とオンラインでつなぎお話を聞きました。川原さんは同校の卒業生です。川原さん在学時の6年生の教室の位置と、今の6年生の教室は違うようで、懐かしい思い出話から始まりました。川原さんは2019年12月ベナンへ派遣されましたが、コロナ禍の感染拡大の影響を受け2020年3月に帰国します。帰国後は所属先の香川県庁に戻りましたが、特別登録制度で2021年8月から国を変更しガボンで活動することになりました。現在は、同国の漁業センターで職場環境の改善や5S活動の推進による活性化に取り組み、魚を売る女性たちが子どもを預けるための託児所を作る等の活動をしています。
川原さんがベナン、ガボンのそれぞれの国の様子や生活、そして現地での活動を、たくさんの写真を使って紹介してくれました。子ども達からは、「アフリカのキャッシュレス化は90%という情報がありますが、実際はどうですか?」などの質問があり、自分が調べたアフリカが本当のアフリカとどこが同じでどこが違うかを気づく時間になりました。
【小学6年生が“日本が行うべき国際協力”を発表】
2月4日(金)の初等教育研究発表会では、子どもたちが川原さんの話を踏まえ考えた“日本が行うべき国際協力”をグループごとにまとめ発表しました。「募金をする」「仲良くする」「食料を送る」「日本の技術の提供」「友好条約を結ぶ」「被爆国の経験を活かす」「輸入をしない」など、様々なアイデアが発表されました。
その後、それらの意見が“日本らしさ”と“持続可能性”が含まれているかを考え、キーワードは、「気持ち」「平和」「技術」「平等」になりました。その後、川原さんや四国センターから感想やコメントを述べました。私たちが普段国際協力で大切にしている基本が伝わっていることがうれしく、日本らしさがあふれる国際協力の提案に学ぶことがたくさんありました。
香川大学教育学部附属高松小学校の皆さん、たくさんのアイデアありがとうございました。将来これらのアイデアを一緒に実現できることを願っています。
※この後、子どもたちは振り返り授業を行い、“日本が行うべき国際協力”を最終版にまとめます。四国センターフリースペースで3月上旬からそれらの提案を展示する予定です。
【詳細】
JICAホームページ>JICA四国>トピックス>2021年度>(香川)香川大学教育学部附属高松小学校6年赤組で社会科「未来へ向かう、コロナ時代の国際協力」の公開授業が開かれました。
https://www.jica.go.jp/shikoku/topics/2021/0217.html
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えひめグローバルネットワークは、令和3年度外務省NGO相談員事業を受託しています。
http://www.egn.or.jp/ngo/ngo.html
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